チョロギ

旬の時期

12~3月

竹田市にはチョロギという少し変わった野菜があります。
チョロギは江戸時代に日本へ伝わった中国を原産とするシソ科の植物で、秋から冬にかけて根の先端が肥大して大きさが3cm程度の巻き貝に似た白い塊茎を付け、この塊茎を食用とします。
ほとんど味はありませんが独特の食感があり、梅酢漬けや味噌漬け、醤油漬けなどの漬け物にされるほか料理にも用いられており、特に縁起物としてクワイ・黒豆とともにお節料理には欠かせないものとなっています。
以前は全国各地で栽培されていましたが、現在では全国的には栽培が減少しており、竹田市では300年ほど前から変わらず、現在でも市内各地で広く栽培されています。
日本では漬け物のほかに茶碗蒸しの具や吸い物に用い、西洋では、サラダ、フライ、シチューなど様々な料理に用いたようで、消化を助けることから19世紀には栽培と利用が推奨されるなど重要な食材だったようです。

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